最近は多くのスポーツで日本人選手の活躍が目立ちますね!
スポーツ観戦が好きな私はうきうきしてしまいます。
そこで毎回のように思う事が。
「あぁ。みんな姿勢がよくてかっこいいな。」
皆さんは感じたことありませんか?
私自身、姿勢があまりよくなく、子どものころからよく注意されていました。
だからという事もあって、余計気になってしまうところなのかもしれません。
姿勢で何が変わる?
では、いい姿勢とよくない姿勢では何が変わるのでしょう?
少し考えてみましょうか。
外見が違う!
まずは、何といってもこれでしょうね。
人が多いところに行くと、よくない姿勢の人を見るともったいないと思いますし、いい姿勢の人には自然と目を奪われてしまいます。(職業柄なのかもしれませんが…)
他の人ではなくても、ガラスや鏡に映る自分の姿を見てビックリ!
なんて経験したことある方も少なくないのではないでしょうか。
身体にかかる負担!
いい姿勢ではバランスよく筋力を使えています。
ですが、よくない姿勢だと、場所によって過剰に働きすぎていたり、逆にうまく機能しなくなっていたりするんです。
そのアンバランスが毎日のように積み重なるとどうなるでしょう?
身体に負担がかかり、痛みにつながることだってあります。
だからこそ、姿勢には気を付けないといけないですし、姿勢の悪さを気にする人も多いのでしょう。
いい姿勢の方が多いスポーツ選手は、バランスのよい身体をしている。だからこそいいパフォーマンスが発揮できているのですね!
代謝が変わる!
よくない姿勢と聞いた時にどのような姿勢を思い浮かべますか?
代表的な姿勢はいわゆる「猫背」と言われるものでしょう。
背中は丸くなり、下腹がポッコリ。さらにはO脚がひどくなる。
こんな感じですね。
これは肩甲骨が外側に引っ張られ、お腹周りにある筋肉がうまく機能できず、股関節の動きも悪くなる。
じゃあこれがよくなるとどうなるか。
筋肉がしっかりと働いてくれるので、基礎代謝が上がります。
そしてお腹周りでは内臓をいい位置に持ち上げてくれるので内臓機能が上がります。
股関節が本来の機能を行うので、O脚が改善される。あ、これは外見になっちゃいますね。
ですが、いいこと尽くしのようですよ!
気持ちが変わる!
いい姿勢になると、自然と視線も上がり、ポジティブになるんです。
イメージしてみて下さい。
猫背の自分といい姿勢の自分。
いい姿勢の自分の方が、何か自信がありそうに感じませんか?
本人の中ではそうではなくても、周りに与える印象は違いますし、そういう違いは回りまわって自分に返ってくるので、結果としてポジティブになるそうなんですよ。
威張るわけではないですが、そういう自分になりたい!
いい姿勢とは?
「では、いい姿勢をとってください。」
唐突に言われたときに、みなさんはどういう姿勢をとるでしょうか?
姿勢と言ってもいろんな状況での姿勢がありますので、今回は立ち姿勢で考えてみましょう。
いい姿勢と言われたら、どこを意識するか。
胸を張る、姿勢を伸ばす、あごを引く、お腹をへこませる。
人によって気を付けるところは様々あるかもしれません。
でも果たしてその姿勢は本当にいい姿勢なのでしょうか?
立ち姿勢のチェック
いい姿勢のポイントがありますのでご紹介します。
まずはご自分の思ういい姿勢を壁にくっついてやってみてください。
さて、どこが壁とくっついていますか?
人によって体格差があり一概にこうとは言えませんが、目安として後頭部、肩甲骨、お尻、ふくらはぎ、かかと。
ここが壁についていることがまず大事ですね。
そうすると横から見た時に、比較的まっすぐに見えます。
ですが!
それだけではないんですよ!
重要なチェックポイント!
・あご
あごは引けてますか?意外と上がってしまいがちなんです。
・腰の隙間
腰と壁の隙間はどれくらいですか?目安は手のひら1~1.5枚分と言われています。いい姿勢に見えても、ここが空きすぎている人は実はいい姿勢ではないのです。
・手のひら
どこを向いていますか?ちゃんと身体の方を向いていますか?
・正面から両ひざの間
隙間はどれくらいですか?変形があったりと骨格的な問題がなければ、指2本分以内が目安です。
これらの項目がクリアできていると、あなたはいい姿勢あるいはそれに近い姿勢ということになります。
皆さんはいかがでした?
いい姿勢のために意識すること
先ほどの姿勢チェックで意外と多いのは腰のところに隙間のある人。
つまり、反り腰の人です。
一見、姿勢よく見えるのですが、実はお腹に力が入っていないことが多いんです。なので、O脚であったりもするんですよ。
じゃあお腹に力を入れればいい姿勢になりますね。
そう思って私もお腹に力をいれて立ったり歩いたりしていましたが、なかなか難しいし続かない…
そして何より、お腹に力をいれるイメージがわきにくい!
・お腹に力をいれる
・胸を張る
・肩甲骨を寄せる
・顎を引く
・頭の上から引っ張られるようにする
これらは姿勢をよくするために大事なポイントです。
ですが、ちょっとわかりにくいうえに難しい…
ポイントはお尻!
そこで!
かかとをつけて立っている状態で、お尻の穴を締めるように力をいれてみて下さい。
自然とお腹に力が入っていることに気づきましたか?
胸が少し開けていませんか?
膝と膝の間隔が少なくなったことがわかりました?
そして、腰と壁との隙間が少なくなったことに気づきました?
姿勢を気を付けようとしても、いくつも注意することがあるとなかなか大変ですよね。
でも、ひとつだけ頑張ってみることが出来ればどうでしょうか。
意識しやすいはずです。
姿勢は一朝一夕でよくなるものではありません。
これは、運動やダイエットと同じで、継続していくことで結果として結びついてくるものです。
よい姿勢を身につけ、きれいになるために、身体が調子よくいられるために、まずはお尻を意識して毎日少しずつ続けてみて下さい。
思い出したときに続けること!
姿勢のよい自分に出会える、いちばんの近道です。
ポイントはお尻ですよ!