こんにちは。
だいぶ涼しくなってきましたね。
こう過ごしやすい天気だと遠出でもしようという気になりますね。
そんな機会が増えると起こるのが交通事故です。
「私(俺)は大丈夫!」と思ってるそこのあなた!
事故は自分がどれだけ注意してても巻き込まれることがあるので他人事ではありませんよ?
9月21日から『秋の全国交通安全運動』も始まります!
ですので、今日は交通事故についてお話します!
まず交通事故と一言で言っても実に様々な種類やケースがあります。
全部話すと本一冊分くらいになるので、今日はその中でも損傷しやすい部位について説明します。
損傷しやすい主な部位
首(頸椎(けいつい))
これは皆さんよく聞いたことがあると思います。
事故の衝撃により首が前後におもいっきり揺られることにより損傷します。
よく“むちうち”と言われるやつですね。
首の損傷で最悪なケースは頸椎脱臼です。
脱臼と言えば“はずれた”程度の認識だと思いますが、頸椎が脱臼する際は神経を傷つける可能性があるので、神経を傷つければ、呼吸の際必要な筋肉に指令がいかず最悪の場合死に至ることもあります。
胸
以前はハンドルに胸をぶつけて損傷する“ハンドル損傷”が多かったんですが、近年はシートベルト着用の義務化によりシートベルトで胸を損傷する“シートベルト損傷”も多くなってます。
これも肋骨や胸骨、胸椎の骨折を伴うことがありますが、重篤な合併症がなければ治りは良いとされてます。
膝(ひざ)
これは「ん?」と思う人もいると思いますが、意外に多いんです!
膝付近にあるものと言えば……
そう、ダッシュボードですね。 意外にこのダッシュボードにぶつけて損傷する“ダッシュボード損傷”が多いんです。
これは打撲で済めばいいのですが、脱臼することもしばしばあり、靭帯、動脈、神経などを損傷する場合があります。
ここに挙げたのは一例ですが、事故は体の様々なところを損傷させる可能性があります。
なのでもし事故に遭われた場合は
まず警察を呼びましょう。
次に少しでも体に違和感があれば病院を受診しましょう。
その後の対応がわからない場合や、事故に関することは、どんな些細なことでもいいので、当院にお気軽にご相談下さい。
まだ病院に行く前でも大丈夫ですよ。
当院には交通事故専門家がいますのでご安心下さい。